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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
クーパーだっていきものさ
伊坂幸太郎『夜の国のクーパー』(東京創元社,2012/05)

これは猫と戦争と、そして何より、世界の秘密のおはなし[帯] 占領された町、人語を話す猫との会話、クーパーとの戦いに赴く兵士についての三つの物語が重なり絡みながら訥々と展開する。町はいきなり賢王を失い、猫と会話する私は離婚の危機にあり、兵士は死を覚悟し、とそれぞれに深刻な状況にありながら、その雰囲気はどこかまったりと寓話的でユーモラス。そして明らかになる世界の秘密。でも、それを信じるかどうかはまた別の問題。複眼隊長曰く「何が正しくて、何が誤っているのか、自分で判断しろ[p.343]」ということですから。そうして、世界の秘密を楽しみ、物語る技巧を味わう。震災後を描いた伊坂幸太郎の短篇「ブックモービル」のアレと共鳴する仕掛けが好き。猫と鼠の会話もよい。
|読む―SF|comments(0)|trackbacks(1)|2012/08/05 Sun.|
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このミスのわらべ歌
『このミステリーがすごい! 2013年版』(宝島社,2010/12) さて、2012年(2011/11〜2012/10)の国内編ベスト20位までのうち既読は以下のとおり。 綾辻行人『奇面館の殺人』 宮内悠介『盤上の夜』 伊藤計劃/円城塔『屍者の帝国』 幡大介『猫間地獄のわらべ歌』
| 更・ぅれしぃがらし日記 | 2013/01/14 11:40 AM |