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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
キリヤマ、隊長やめるってよ
桐島、部活やめるってよ』監督:吉田大八,脚本:喜安浩平/吉田大八,製作:日本テレビ放送網/集英社/讀賣テレビ放送/バップ/D.N.ドリームパートナーズ/アミューズ/WOWOW,2012(シネ・リーブル池袋)

原作:朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』 印象的なタイトルは原作小説そのまま、主演はテレビドラマ『高校生レストラン』(2011)や『11人もいる!』(同)で好演した神木隆之介くらいの前知識でぶらりと観たら、これはたいへんにすてきな作品だったので、いったん居住いを正したうえで小躍りしてしまう。鑑賞のビフォーアフターでここまでうれしい落差を感じた映画といったら岩井俊二監督『Love Letter』(1985)以来かも。
金曜日、バレー部のキャプテンの桐島が部活をやめるという情報が校内に流れる。週末の試合を控えて愕然とするバレー部、桐島とつるんでいる帰宅部の面々や桐島のガールフレンドも何も聞かされておらず、女子グループはざわつき、吹奏楽部の部長や神木隆之介率いる映画部周辺までなにやら不穏な空気が及んでくる。この金曜日を描く手つきが込んでいてややこしいのにわかりやすくてすばらしい。そして、土日月と姿をみせなかった桐島が登校してくるという噂がたった火曜日のクライマックスを迎える。
そう、それだけの物語を、細部まで丁寧に演出し、誰もが知っているあの学校という甘く切なく理不尽な場の空気、そこに今の時代の匂いをのせてまさに現前せしめる。彼らに何が起きたのか、何かが変わったのか。そんなことは些細なことだ。もちろん些細なことが重要なのだ。なさけなくてもそれが青春だ。それが映画だ。
|観る|comments(0)|trackbacks(1)|2012/08/19 Sun.|
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