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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
逃がして魅せる
アルゴ(Argo)』監督/製作/主演:ベン・アフレック,脚本:クリス・テリオ,米,2012(ワーナー・マイカル・シネマズ板橋#4)

CIA史上、最もありえない救出作戦―それは 1979年、イラン、ホメイニ革命。過激派がアメリカ大使館を占拠。裏口から脱出した大使館員6人はカナダ大使私邸に匿われたものの、さて、そこからどうやって脱出させるか。という実話をベースにした物語。
国境まで480kmを自転車で走破させるというのは悪くないアイデアのような気もするが、厳寒期に山越えは無理だろうとボツ。大真面目にあれこれ検討していく過程だけでかなりステキなのだが、結局、CIAが選択したのは、架空映画のロケハンにきたカナダ映画クルーに扮して脱出させる作戦。おいおい。その架空映画が『アルゴ』。かの『スター・ウォーズ』(1977)から始まるSF映画ブームに乗っかった企画で、なんと原作はゼラズニイ『光の王』なんだと。あの『猿の惑星』(1968)の特殊メイクを手掛けたジョン・チェンバーズが全面協力。うわあ、これ観たい。でもって、架空プロダクションをたちあげ架空製作発表をして〈バラエティ〉誌にも記事が載る。そこまで固めて前代未聞の脱出作戦が動き出す。なぜか画面の味わいが、『刑事コロンボ』(1968-1978)を連想させるのは、登場人物がやたら煙草を吸い、カナダ大使に迷惑をかけている6人が呑気にワインを呑んだりしているからか。そんな瑣細な描写から、アクション、コンゲームの興奮、イランの子どもたち、米国何様のつもりだよという視点まで、これぞ映画というワクワクドキドキにあふれた傑作。もっとも心を打ったのは、決してスポットライトはあたらないものの黙々と市民のために働く名もなき公僕の姿でありました。
|観る|comments(0)|trackbacks(0)|2012/11/17 Sat.|
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