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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
ボリス・ストルガツキイ逝去
アルカジイ&ボリス・ストルガツキー『ストーカー』 2012年11月19日、心臓病のため逝去。79歳。
兄のアルカージーさん(1991年没)とともに「月曜日は土曜日に始まる」「神様はつらい」などのSF作品を執筆。70年代の作品「路傍のピクニック」はアンドレイ・タルコフスキー監督の映画「ストーカー」の原作となった。[朝日新聞,2012/11/21]
天文学が専門だったボリス・ストルガツキイ氏は、日本文学研究者で翻訳家だった兄のアルカジイ氏と共に作品を書いた。
二人はストルガツキイ兄弟として人気SF小説家となり、二人の「神さまはつらい」「路傍のピクニック(ストーカー)」「収容所惑星」「月曜日は土曜日に始まる」などといった作品は多くの外国語に訳され、映画化されたものもある。また「そろそろ登れカタツムリ」あるいは「醜い白鳥」「トロイカ物語」といった長編小説は、独特のベールに包まれた婉曲な方法でソビエト社会の全体主義的現実を表現したため、最初はまず国外でのみ出版され、ソ連国内においては地下で非合法出版されたものを人々は手に入れて読んだ。[The Voice of Russia,2012/11/20]
タルコフスキーによる映画化(1979/日本公開1981,未見)を機に〈ハヤカワSF文庫〉から刊行された『ストーカー』(深見弾訳,1983)が、その名を意識してはじめて読んだストルガツキ兄弟でした。どうしてもソビエト・ロシアの作家として意識し構えてしまうのだけれど、読んでみたら不条理とサスペンスと奇妙なおかしさがグイグイ迫る魅力的なSFだった。あわててスルーしていた〈海外SFノヴェルズ〉版の『収容所惑星』(同訳,1978)『蟻塚の中のかぶと虫』(同訳,1982)を遡って追いかけ、その後、群像社が『世界終末十億年前』(同訳,1989)を皮切りに続々と刊行したた一連のストルガツキイ本もすべて購入(したつもりだったが、作品リストをみると入手していないものもけっこうありました。群像社の本は見逃してしまうことが多くて…)、楽しんできた、もっとも親しんできたロシア語圏の作家でした。SFのなんでもありの姿勢が反体制と見なされ発禁処分も受けるほど、SFらしいSFを書き続けた作家たちに対して謹んで哀悼の意を表します。
|悼む|comments(0)|trackbacks(1)|2012/11/21 Wed.|
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SFの話をした夜
新宿で忘年会。SFの話がたくさんできました。『屍者の帝国』の男気に感動した。でも、これで伊藤計劃の伝説が完結してしまっていいのか。ボリス・ストルガツキイを悼んでストルガツキイ兄弟の諸作をふりかえる。今まさに『収容所惑星』を原作とする映画『プリズナー
| 更・ぅれしぃがらし日記 | 2013/01/11 11:54 PM |