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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
殊能将之逝去
殊能将之『黒い仏』 2013年2月11日、逝去。49歳。
1999年、「ハサミ男」でメフィスト賞を受賞し、デビューした。覆面作家として、個人情報を明かさずに活動。鋭利で知的な文章と博識が評価され、代表作に、「美濃牛」「鏡の中は日曜日」「子どもの王様」がある。[読売新聞,2013/03/30/1433]
エイプリルフールに殊能将之の訃報を知るなんてきつ過ぎる。直接の面識はなかったが、友人の友人としてよく知っていた。彼の文章を読みたくて、もちろんそのほかにもお目当ての執筆陣がたくさんいたので、定期購読していたSFファンジンがあったくらいのものです。大学を中退して上京し編集プロダクションに入り、その後、体調を崩して帰郷したときいてからどれくらいたった頃だろう。まったくノーマークで読んだミステリ『ハサミ男』(1999)にぶっとびつつも、この殊能将之なる新人が散りばめるネタに感じる親近感はなんだろうといぶかしんでいたらなんとあの友人の友人だったという。それからずっと2004年までコンスタントに出ていた長篇『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『子どもの王様』『キマイラの新しい城』を追いかけてきた。なかでも『黒い仏』(2001)はとんでもなくトリッキーな大技がぶんまわされてミステリファンからの評判が悪かったのもむべなるかなの傑作。大好きでした。もちろん海外SFへの造詣も深く、唯一の編著であるアヴラム・デイヴィッドスン『どんがらがん』(2005)も殊能将之でなければきっと編めない愉しさに満ちていた。閉鎖してしまったサイトmercy snow official homepageに綴られた夢や食べたものの話もほんとおもしろかった。その愛すべき編愛ぶりを発揮した友に対して謹んで哀悼の意を表します。
|悼む|comments(2)|trackbacks(0)|2013/04/01 Mon.|
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コメント
上記友人の渡辺英樹です。心にぽっかり穴が開いたような気分がずっと続いています。あまりにも早すぎる死でした。
| 渡辺英樹 | 2013/04/06 4:10 PM |
コメントをいただき、どうもありがとうございました。
英樹さんたちのファンジンのしまってある箱があります。読みかえしてあの幸せだった時代を懐かしもうとしたのですが、開けてしまうとTさんが死んでいる状態を確定してしまいそうでできずにいます。
| | 2013/04/07 7:20 AM |
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