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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
宵山の夜何かが起きる
森見登美彦宵山万華鏡』(集英社,2009/07)

奇怪、痛快、あったかい。森見流ファンタジーの新境地!![帯]
    収録内容
  • 宵山姉妹
  • 宵山金魚
  • 宵山劇場
  • 宵山回廊
  • 宵山迷宮
  • 宵山万華鏡
祇園祭宵山を舞台に、怪異幻想と奇天烈妄想が入り乱れ、森見ワールドではおなじみのキャラクターと新しい仕掛けが跋扈する連作。巻頭の「宵山姉妹」が、バレエ教室の帰りに宵山に迷う小3女子のドキドキを描いたものだったので、そういう一連の幻想譚で来るんだねと気を抜いた次の「宵山金魚」がステキである。冒頭一行目が
乙川は「超金魚」を育てた男である。[p.43]
と来る。超金魚だよ。超獣や超合金ロボではない。金魚なのに超。しかもそれを育てた男。来た来た来たよ来たねえ。語り手の社会人三年生藤田君ははじめての宵山見物で、案内してもらった高校同級生の乙川とはぐれ、いかなる禁忌に触れたのか祇園祭司令部特別警務隊に連行され呆然とするしかないドタバタ騒動は素晴らしきかな。「宵山劇場」では、その無茶苦茶な舞台裏が描かれるのだが、これだけ仕掛けてもらえれば藤田君も果報者よのう。一筋縄ではいかない乙川のまた別の顔が明らかになる「宵山回廊」「宵山迷宮」は、郷愁を感じるSFの佳品でもある。そして「宵山姉妹」と表裏一体の「宵山万華鏡」でさらさらと締めくくられる。終わってみればなんとも楽しい一冊でした。
|読む―SF|comments(0)|trackbacks(1)|2009/09/01 Tue.|
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宵山の日の冒険
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| 更・ぅれしぃがらし日記 | 2013/09/16 5:12 PM |