■ 青春はいつも謎に満ちている
初野晴『初恋ソムリエ』(角川書店,2009/09)
![吹奏楽部の“甲子園”――普門館を目指す弱小吹奏楽部で繰り広げられるチカとハルタの名推理。『退出ゲーム』の続編にして青春ミステリの決定版![帯]](http://rcm-images.amazon.com/images/P/4048739980.09.TZZZZZZZ.jpg)
![吹奏楽部の“甲子園”――普門館を目指す弱小吹奏楽部で繰り広げられるチカとハルタの名推理。『退出ゲーム』の続編にして青春ミステリの決定版![帯]](http://rcm-images.amazon.com/images/P/4048739980.09.TZZZZZZZ.jpg)
シリーズ第2作。チカとハルタも2年に進学し、部員5人からの末期的なスタートをした吹奏楽部は質量とも向上して17人編成となったけれど、普門館への道はまだまだ遠い。部員と予算獲得のためにも必死で推理をする2人。登場人物のテンションも謎のハードルもあがってきました。チカいわく収録作品
- スプリングラフィ
- 周波数は77.4MHz
- アスモデウスの視線
- 初恋ソムリエ
初恋研究会……。初恋ソムリエ……かくして他校潜入や岩手遠征もあって推理は困難をきわめるけれど、チカとハルタの掛け合いは相変わらず好調。
この胡散臭さ。紙面から、この学校の頭のおかしな生徒特有のオーラが漂ってきた。いまの私なら感じ取れる。[p.199]
【次作勝手予告】チカとハルタの高校時代最後の一年が始まる。吹奏楽部顧問の草壁先生の名誉を守るために、文化部一同が立ち上がった。吹奏楽部はあこがれの普門館のステージに立つことはできるのか。そして迎える、恋と友情と推理の意外な結末。シリーズ三部作の最後を飾る『疾風フェアウェル』、長篇書き下ろし刊行!!