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|-|-|-|2014/07/26 Sat.|
昭和88年の中森明夫
中森明夫午前32時の能年玲奈』(河出書房新社,2013/10)

アイドルは文学であり、文学はアイドルなのだ!!/『あまちゃん』能年玲奈論(書き下ろし完結編)、AKB48論、石原慎太郎・宮台真司・東浩紀らを、アイドルから文学まで―時代の先端を疾走する著者の挑発的文化批評集[帯] 出世作の「『おたく』の研究」からしてそうだけれど中森明夫は、ペンネームはともかく抜群にネーミングがうまい。「午前32時の能年玲奈」というのもカッコいいねえ。2013年のドラマは豊作だったけれども、そのなかでもダントツに輝いたのが4月〜9月の平日朝8時から地上波放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』だった。1984年と現在のアイドルシーンを鍵に世界の変貌を描くこの宮藤官九郎脚本ドラマを、30年のキャリアを有するアイドル評論家がクールに熱く語りきる表題作を巻頭に置き、AKB48、寺山修司、立川談志、横山やすし、ビートたけし、松本人志、バルガス=リョサ、『桐島、部活やめるってよ』と論は展開し、もうなんでもありの世界。さらに、この30年のブレのない好奇心が林真理子から、宮台真司、東浩紀、石原慎太郎まで、さらには山田悠介も金井美恵子も受け止めて魅せる超絶技巧に感嘆。そこにはいつもあこがれのアイドルがいるのです。
そういえば、オトナの事情があるのだろうけれど、中森明菜が『あまちゃん』に片鱗も登場しなかったのは残念でした。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/12/23 Mon.|
ある自転車脳
Team South East編『自転車脳の人々』(辰巳出版,2013/07)

三度のメシより自転車磨き。不思議な習性ウォッチング![帯]
『じこまん』、『かもめ☆チャンス』でおなじみの玉井雪雄先生+アシスタントのみなさんによる漫画収録!自転車乗りの楽しき日常「あるある」をご覧あれ![帯]
自転車脳というからにはもっともっと濃くてたいへんなことになっているはずだけれど、それはさておきここはひとまずすらっと読んでクスッと笑ってしまうのが吉。心に刺さったネタをひとつ。
(ネットオークションで)必要なものではなく何か買いたいものを探すようになったら、かなりの重症です……[p.115][帯]
いや、まだその境地にまでは至っていないですけど。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/11/08 Fri.|
変わらないひと
清水ミチコ私の10年日記』(幻冬舎,2013/04)

自由かつ自己中?どこから読んでもきっぱり面白い![帯]テレビブロス〉の連載「私のテレビ日記」1996-2005年分をまとめたもの。2006-2012年分をまとめた『主婦と演芸』の前編となる。毎週毎週10年分が500頁の文庫本1冊にまとめられてどこから読んでもおもしろい。見開きでおさめられた日記のタイトルをぱらぱらと眺めているだけで懐かしく愉快。たとえばこんなタイトルが。
    • ナンシー関さんと楽しい2時間
      「なんでそんなにわかるの」(1996)
    • 大阪の番組で別人になる坂東さん
      「わしゃ恐喝疑惑のある男やねんで」(1997)
    • 広末涼子物語
      いくらなんでも早いだろうに(1998)
    • 「♪あなたサ〜、ずいぶん僕にアコギなこと
      してるそうじゃな〜い♪」by陽水(1999)
    • デヴィ夫人になってみると、
      世の中のあらゆるものが気にさわる!(2000)
    • でも「チュラさん」って
      歌手いそう(2001)
    • 「アタクシと真紀子さん、
      どっちが早口です?」by徹子(2002)
    • 浅草キッドのライブに行ってきました
      ジモンさんの謎は深まるばかり(2003)
    • 学園祭にピエール瀧さんと
      さすがに芸能界の立ち位置が似ています(2004)
    • えなり君から注意を受けた
      「純粋さを失いかけてますよ」(2005)
おお、この変遷する時代のなかで清水ミチコが変わらないのがすばらしい。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/11/07 Thu.|
瓢箪からくまもん
熊本県庁チームくまモン『くまモンの秘密』(幻冬舎・新書,2013/03)

ゆるキャラから売るキャラへ/商品売上げ、293億円以上[帯] 話題のゆるキャラをとりあげて「地方公務員集団が起こしたサプライズ[副題]」を描くビジネス書であり、地方公務員礼賛であり、くまモンのファンブックであり、小山薫堂信者の告白です。『プロジェクトX』的成功譚としてわくわくする楽しさがある。しかし、そんなバクチにホイホイ血税がつぎ込まれるわけもなく、そのバックには小山薫堂だけでなく博報堂もちゃんと控えていたという。それでいいのです。闇雲でなく周到な準備があったうえで、それでも日々発生する想定外に対峙していく「しがない地方公務員集団くまモンとおもろい仲間たち[p.15]」の姿は美化されているのだろうけれどカッコいい。
本書刊行のきっかけが、チームの一員だった成尾雅貴による自家製本『もしくま―もし、しがない地方公務員集団「くまモンとおもろい仲間たち」が小山薫堂氏の「もったいない主義」他を読んだら』にあった由。これも一種の手作り「ジン」だよね。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/09/23 Mon.|
農場経営の喜悦と憤慨とそれから自転車も
伊藤礼耕せど耕せど』(東海教育研究所,2013/06)

ニッポン初の
ニッポン初の"家庭菜園ブンガク"ここに誕生!!
伊藤礼翁は、自転車から小型耕転機に乗り換えていた……。[帯]
えっ。伊藤礼翁が自転車から降りられたのかと衝撃を受けるのだが、ご安心めされよ、翁の自転車は健在である。このたびの御本においては翁の経営する農場というか家庭菜園にが主題となっているというだけのことであり、人騒がせな惹句である。農閑期には、近隣の三鷹市、世田谷区、調布市、府中市、多摩市などの農地の視察に自転車が活躍している。それにしても、相変わらずの自由自在闊達な文章で農場経営の喜悦と憤慨を語っておられるのが愉快である。「わたくしはそれ以外のことで神様を認めたりはしないが、クワイを与えてくれたことでは神様を認めることはやぶさかではない[p.68]」と称賛するクワイをなぜ一年に一度、正月にしか食べられないというのはなんたることかと自分の農場でクワイ栽培に乗り出すところなんかもう素晴らしいのである。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/09/20 Fri.|
釣られて走りだしました
たかぎなおこまんぷくローカルマラソン旅』(メディアファクトリー,2013/03)

日本全国走って食べて大満足!![帯] たかぎなおこの《マラソン》シリーズ第1弾『マラソン1年生』(2009)を読んだときには
これ読んで走り出すのはありでしょう。え、わたしですか、自転車とか山とかほかにやることがあるのでマラソンはまたそのうちその気になったらということで。はい。
と言っていたのに、気づいたら昨年末に東京Walkerお台場Funラン10kmでデビュー。今年は第5回おやま思川ざくらマラソン大会で初ハーフマラソンを完走。そして運が良ければ、来年は東京マラソンでフルマラソンに挑戦ということになっています。なぜか。そういうことなので、第2弾『マラソン2年生』(2010)を経てシリーズ第3弾となる本作も4年前とはまた異なるなんというか愛しさをもって読むことができたのでした。各地で行われるローカルマラソンに遠征して、その土地の風景や人情を感じ、なによりおいしいものを満喫する。ただの観光旅行でもちろん構わないのだけれど、そこにランニングというスパイスが加わることで輝きが増してくる感覚がおもしろい。それに、自転車イベントはスタート=ゴール地点まで自走もしくは車載で行くのでゴール直後のビールが楽しめないのが難点なのだけれど、ランニングの場合は身一つで公共交通機関でというパターンが多くゴール即乾杯というのもいいんだな。はい。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/08/25 Sun.|
そこはプロに任せて
野澤伸吾アラフォーからのロードバイク』(ソフトバンククリエイティブ・新書,2013/06)

“カリスマ自転車屋”が教える今さら聞けない必須ノウハウ[帯]
    収録内容
      はじめに
    • 第1章 なぜロードバイクにはまるのか?
    • 第2章 中高年のためのロードバイク講座
    • 第3章 ロードバイクの賢い買い方
    • 第4章 いまさら聞けないロードバイクの基礎知識
    • 第5章 最小のメンテナンスで最高のパフォーマンス
    • 第6章 だれでも簡単にできるフォーム改造
    • 第7章 走りを変える下半身コントロール術
    • 第8章 ロングライドの完走メソッド
    • 終章 幸せなロードバイクライフ
      おわりに
ワイズロード志木店勤務の著者が伝授する「初心者以上マニア未満の〈マル秘〉自転車講座[副題]」は、宣伝臭も薄くバランスよくまとまってい押しつけがましくなく納得できる。なかでもメンテナンスに悩む、というか自転車雑誌などで紹介されているとおりにやろうとすると機材も時間もずいぶんかかるなあと思っているずぼらな身にとって、
チェーンの汚れは、その日のうちに乾拭きで簡単にとれます。乾拭きするときは、使い古しの手ぬぐいなどでいいので、指先でチェーンのコマを挟むようにして一直線に2往復くらいして拭きとります。所要時間はたった1分。[中略]お客様はチェーンとギアだけメンテナンスすればいいのです。その他の部分は自転車屋が手当します[p.89]
と言っていただけると、ほんと気がラクになる。ありがとう。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/08/03 Sat.|
眠気が来るその前に
坪田聡脳も体も冴えわたる1分仮眠法』(すばる舎,2012/06)

手ごわい「眠気」をコントロールする技術。[帯] ブルベ(仏:Brevet,認定)とは、規定距離を規定時間内に自転車で走るイベント。一般的な距離としては、200km、300km、400km、600kmがあり、それぞれの制限時間は13.5時間、20時間、27時間、40時間。300kmになれば夜間走行はあたりまえだし、400kmになれば徹夜は必至なので仮眠をどう取るかが鍵になる…らしい。まだ200kmしか完走したことがなく、300km・400kmは挑戦してみたもののDNFしまくりなので感覚としてわかっていないところもあるのだが、いずれ挑戦する夜間走行に備えてあれこれ研究中。
本書いわく、仮眠を取らないと睡眠負債が蓄積され睡眠慣性が発動する。そうなるともう眠たい負のスパイラルから抜けられなくなるので、その前の眠気が来そうだと感じたときに仮眠を取ろうという理屈。ただし、仮眠を取りすぎると、完全に眼が覚めるまでに同じ時間だけかかってしまうので眠りすぎては駄目。眠くなる前に仮眠を取るけれど、30分以上は仮眠しない。仮眠は1分でもかまわない。眼を閉じて外界からの膨大な視覚情報をシャットダウンするだけでも効果あり。参考文献が明示されておらず、あやしく思える部分もあるのだが今後の参考にしてみよう。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/07/22 Mon.|
死してなお談志
快楽亭ブラック立川談志の正体 愛憎相克的落語家師弟論』(彩流社,2012/02)

嗚呼、談志が死んだ![帯]
落語への想い。談志師への入門。師のスゴイとこ、セコイとこ。師の取り巻き連中。師とお金等。「落語家・立川談志」を鋭利な切っ先でスルドク剔抉し、さらに「談志論」にまで至る。[帯]
立川談志のすごさは、そのきら星のごとく居並ぶ弟子(もちろん快楽亭ブラックを含む)をみればわかるわけだが、だからといって談志が聖人君子というわけではない。立川流の弟子や評論家やマスコミは吝嗇だ勝手だといろいろ言いはするものの、どこか師匠の愛すべき欠点として良しとする空気があったのに対し、立川流を自主退会した快楽亭ブラックの斬り込みは重い。それに比例して不世出の天才談志と落語への愛も深い。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/05/24 Fri.|
感動と完走くらい違う
中村博行練習ゼロで完走できる非常識フルマラソン術』(光文社,2009/08)

日本テレビ24時間マラソンプロデューサーが体得した驚異の走法![帯] 日本テレビ24時間マラソンプロデューサーが説くフルマラソン完走術。ポイントは早く走るのを目指すのではなく、完走を目指すこと。そのためには体力・筋力をとにかく使わない省エネを心がけ、ウェアやサプリメントなどモノにおおいに頼ろうではないかと主張する本書を、ハーフマラソン初参戦前日に入手し、会場までの車中でナナメ読み。全面的に従う必要も余裕もないけれど参考になりそうな技が多く紹介されていて興味深い。さすがにその車中でモノを用意するのは無理だけれど、コース取りは最短ルートでとか上り坂は歩くなどの省エネ技を心に強く刻む。
練習はほとんどしていないというか2週間前に10kmちょっと走ってみただけなので今回の目標はともかく完走。21.0975kmを制限時間3時間以内で走るために、8分/kmのペースを保てばよいわけだ。スタート直後は煽られて最初の2kmが5:40-5:50。これはマズイ。徐々に6:20、6:40、7:10と落としていきどうも7分/kmなら最後までいけそうだと見極めてペースを維持。残り5kmとなってからすこしずつスピードアップ。完走したうえに、2:15:39と思いがけず好記録。これはうれしい。省エネ様のおかげです。次の機会があれば、本書おすすめのCW-X REVOLUTION柔流ボルダースポーツは用意するつもり。
|読む|comments(0)|trackbacks(0)|2013/04/14 Sun.|
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